WRAP™について
WRAPは私の人生の転機でした。危なっかしさを和らげて、軌道に乗ることの助けになりました。私はWRAPをやる前はしばしばクライシスをさまよう生活をしていました。
元気回復行動プラン(WRAP™)
WRAPは役に立ちます!WRAPは精神面での困難を経験する人たちのグループによって作られました。この人たちは、自分の元気に役立つことを見つけ出すことができ、それらの道具を使ってつらさを和らげ、元気でいるためにそれらの道具を使うことができることを知っていました。その結果、リカバリーと安定を保つことができています。あなたのWRAPは、日常の言葉を使ってデザインされるもので、元気になり元気であり続けるための鍵を握っています。これは必ずしも従来の治療にとってかわるものではなく、自分で選んだ他の治療方法を補うものとして使うことができます。
自分のWRAPをつくるには、元気に役立つ道具を見つけることからはじめます。それは自分に最も役に立ちそうなもので、必要なときに、あるいは毎日、または特定の感情がおきたり特定の経験をしたときに、どのように用いるとよいのかががわかっているものです。WRAPは不快で苦悩に満ちた感情や行動をモニターし、つらさを和らげ、そのときにできる最善の行動は何かを明らかにすることの助けになります。WRAPのプランには、クライシスプランも含まれていて、自分で判断ができなくなり、自分の身の回りのことができなくなったり、身の安全を守れなくなったときに、人にどのように対応して欲しいかを知らせるようにしておきます。また、クライシスを脱したときのプランは、クライシスから回復に向かう、ときとして最も困難な時期にあなたに手引きを与えてくれるものです。
WRAPはあなた自身によって作られるものです。ですがWRAPを作るときに、自分で選んだサポーターや医療・保健・福祉サービスの従事者から助けやサポートを受けるのも良いかもしれません。
WRAPはいろいろなことに使えます。精神面での困難を経験する人たちによって作られたものですが他の用途にもたやすく応用できます。身体上の問題や生活上の問題を持つ人にとっても役立つことがわかっていますし、対人関係やピアサポート、機関や組織の関係を導く枠組みとしても役に立っています。
WRAPに含まれるものは:

調子が悪くなってきたときのサインとそれに対処するプラン
クライシスプラン
WRAPは、次のようなことのために、あなたがデザインし使うものです。
WRAPを使っている人は次のように言っています。
WRAPのファシリテーター兼プログラム責任者のことば
私の地域の人たちにとってWRAPがどれほど大きな意味をもっているかについて十分語りつくすことは出来ません。3月に研修をうけた21人のファシリテーターたちによって、200人ほどの人がWRAPのトレーニングを受けました。まだトレーニングは継続していますし、次の予定も立っています。参加する人の要望や使える時間の枠組みに合わせて、トレーニングの形を変えることができているようです。1週間に1時間30分のトレーニングを8週間行ったり、緊急病棟で5日間の1対1のWRAPを行っているところもあります。一日4時間の2日間コースが私たちの気に入っている形の一つです。最近、アルコールと薬物依存問題のカウンセラーにWRAPの簡単な紹介をしたところ、とても気に入り、もっと学びたいということでした。
このプログラムはとても多くの人に、とても多くの希望と力を与えてきました。WRAPを教えていると、「納得できて使えるものがやっと見つかった」という目をしている当事者たちを聴衆のなかに見つけます。ファシリテーターの一人が話してくれたのですが、何週間にまたがるトレーニングに参加していた女性が、30年間いろいろな治療を受けてきたけれども、本当に役に立ったのはWRAPがはじめてだったと言いに来てくれたそうです。
Susan Lang、生きた経験を持つ、当事者関係課の責任者
元気回復のための例を参照してください。このページには、元気に役立つ道具にすることができる、3つのエクササイズがのっています。それらは、メアリーエレン コープランドの本から抜粋したものです。その日にやることのプランづくりとリラクゼーション技法についてです。これらのエクササイズを試してみて、自分でデザインしたこのような簡単なプランによって、目覚しい結果がもたらされることがあることに気がついてもらえればと思います。

価値と倫理:「メンタルヘルスのリカバリーとWRAP」チェックリスト